市指定彫刻「鵜戸山の磨崖仏」
鵜戸山仁王護国寺の第47世の別当隆岳がその在任中の明和元年(1764)と同2年(1765)に仏師延寿院に彫刻させたものである。現在、八丁坂の近くの岩壁に不動明王、約50メートル離れた裏山の岩壁に閻魔大王、四天王像が彫ってある。
当時は両童子並びに護摩堂も建立してあり、鵜戸山守護仏として祀られていたと思われる。閻魔大王と四天王像は共に祀られ、堂も建立されていたようである。不動明王は極彩色が施されていたようで、若干朱色が残っている。昭和45年11月3日市指定。
鵜戸山仁王護国寺の第47世の別当隆岳がその在任中の明和元年(1764)と同2年(1765)に仏師延寿院に彫刻させたものである。現在、八丁坂の近くの岩壁に不動明王、約50メートル離れた裏山の岩壁に閻魔大王、四天王像が彫ってある。
当時は両童子並びに護摩堂も建立してあり、鵜戸山守護仏として祀られていたと思われる。閻魔大王と四天王像は共に祀られ、堂も建立されていたようである。不動明王は極彩色が施されていたようで、若干朱色が残っている。昭和45年11月3日市指定。