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お伊勢さまの御神札・氏神さまの御神札をまつりましょう。

お伊勢さまのお神札は、神宮大麻(じんぐうたいま)といい、氏神さまのお神札とともに、お頒ちしています。

なぜ、家庭の神棚に地域の氏神さまのお神札とともに神宮大麻をおまつりするのでしょうか。

それは、私たちの住むこの日本が、皇室の御祖神(みおやがみ)である天照大御神(あまてらすおおみかみ)の御神徳によって秩序づけられ、日々発展しているからです。日本人のこうした生活習慣は、私たちの祖先からの貴重なメッセージでもあります。
神宮大麻は、伊勢の神宮で、清浄を期して奉製されています。その準備は毎年1月中旬に始まり、9月には全国の氏神さまに届けられ、頒布が始まります。
心豊かな生活は、神さまとの日々の会話から始まります。日本人の清く明るい心は、毎年あらたまる神宮大麻と氏神さまのお神札から育まれるのです。毎年必ず新しいお神札を受け、清らかな一年を過ごすことを心がけましょう。

お神札のまつり方

ご家族の神棚には、お伊勢さまと地元の氏神さま、崇敬する神社のお神札をおまつりしましょう。
神棚は、居間などの家族が集まる場所で目線より高い位置に設け、お神札が南か東の方向を向くのがよいとされています。
神棚がない場合は、タンスや本棚の上におまつりするなど、形や方向にこだわりすぎずに、出来ることから始めてみることが大切です。

お伊勢さまと氏神さまって?

伊勢の神宮は、全国にある数ある神社のなかでも特別な存在のお宮で、最も尊い天照大御神をおまつりしており、太陽の光のように私たちの生命を守り、育んでくださる神さまとして崇拝されています。
氏神さまは、みなさんがお住まいの地域を守ってくださるお宮のことです。みなさんの最も身近な神さまとして、そこに暮らす人々を見守ってくださっています。

古いお神札のおさめ方

1年間、お護りいただいた古いお神札は神社に納めます。神社では年末や小正月(1月15日)に、神事を経て古いお神札を焼納します。
旅行先などでいただいたお神札などについては氏神さまに相談しましょう。

服 忌

家族にご不幸があった場合、一般的には50日を忌中(きちゅう)として故人を偲び、神棚に半紙を貼るなどして、おまつりを遠慮します。忌が明ければ元の生活に戻り、神棚も通常のおまつりをします。
忌の期間が正月をまたぐ場合は、忌が明けてから氏神さまのお神札を受けましょう。
なお、親戚の方が亡くなられた場合は、お葬式を出したお家でなければ、通常のおまつりをしても構いません。

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